
「Esports World Cup 2026」のフランス・パリ開催が決定 中東情勢を受け急遽変更、世界大会『リロードエリートシリーズ』の舞台もフランスへ
世界最大級のマルチゲームeスポーツ世界大会「Esports World Cup 2026(EWC 2026)」が、当初予定されていたサウジアラビアのリヤドから、フランスのパリへ急遽開催地を変更することが発表されました。本件はフランスのエマニュエル・マクロン大統領も自身のSNSで直接言及するなど、世界的な大ニュースとして大きな注目を集めています。
L’EWC se jouera à Paris !
— Emmanuel Macron (@EmmanuelMacron) May 20, 2026
C’est une première qui nous honore. Merci à l’Arabie Saoudite pour sa confiance. Nous sommes prêts à organiser cette Coupe du monde d’e-sport 2026. Très fiers d’accueillir le monde à nouveau. pic.twitter.com/RuC0aMRiYd
主催のEsports Foundation(EF)の発表によると、大会日程は2026年7月6日から8月23日までの約1ヶ月半にわたって開催される予定です。100以上の国と地域から2000人を超えるトップ選手、そして200以上のプロeスポーツクラブが集結し、24タイトル・25トーナメントの規模で、総額7500万ドル(約120億円)を超える巨額の賞金を懸けた激戦が繰り広げられます。
今回の開催地変更の背景には、現在の不安定な中東の地域情勢を踏まえた、選手やファン、およびパートナー企業の安全確保と大会の安定性を最優先した判断があります。主催側は「国際巡回開催という長期的な構想を前倒しで推進した」と説明しており、本拠地であるリヤドでの開催は2027年大会で再び戻る見込みです。臨時の代替都市として選ばれたパリは、過去にも数々の大規模eスポーツイベントを成功させてきた実績があり、インフラやセキュリティ面での信頼の高さが決め手となったようです。
フランスのマクロン大統領は5月20日、自身のXアカウントにて、パリでのEWC開催の画像を投稿し、以下のように喜びと歓迎の意を表明しました。
「EWCはパリで開催されます!これは歴史的な初開催であり、私たちにとっての名誉です。サウジアラビアの信頼に感謝します。私たちは2026年のこのeスポーツ世界大会を組織する準備ができています。再び世界をお迎えできることをとても誇りに思います」
フランス政府はかねてより「ビデオゲーム大国」としての構想を推進しており、2024年のパリ五輪に続く大規模な国際イベントの誘致成功として、現地コミュニティも非常に大きな盛り上がりを見せています。
すでに各サーバー地域で予選が進行している『フォートナイト』の世界大会「リロードエリートシリーズ」についても、今回の発表によって最終決戦の舞台がサウジアラビアからフランスの首都・パリへと移ることになります。
本大会は、世界的に高い人気を誇るゲームモード「フォートナイト リロード」を採用し、世界各地の過酷な予選を勝ち抜いた精鋭の40デュオ(80名)が賞金総額100万ドルを懸けて激突する、まさにリロード最強を決める最高峰のステージです。日本からも既に国内のトップチームが出場権を獲得するなど高い関心が寄せられていましたが、世界中の強豪デュオが目指すゴールが新天地へと切り替わった形になります。
初のサウジ国外開催、そして大統領自らのバックアップという歴史的な舞台となるパリで、高速戦闘が特徴の「リロード」を制し、初代王者に輝くのはどのデュオになるのか。大会の詳細な会場やタイムスケジュールについては、今後数週間以内に順次発表される予定です。





















