
海外の大手メディアThe VergeのインタビューでTim Sweeney氏が今後のEpic Gamesの計画について語りました。
財政の安定と今後の投資
The VergeとのインタビューでTim Sweeney氏は、Epicの支出を抑えたことが現在の財政状況につながったと述べています。「昨年のUnreal Festの前には、年間で約10億ドルを費やしていましたが、今では収入をわずかに超える程度の支出に抑えています」と同氏は説明しました。また、今後の計画に対しても自信を見せ、「私たちは非常に長期的な視点で投資を行うことができる立場にあります」と語っています。「業界内のどの企業と比べても、我々は十分な資金を持っており、その資金を使って計画を実行するための理想的な状況にあります」と同氏は強調しました。
次世代ツールへの移行
Epicは今後、野心的な計画を推進しています。現在、Epicはハイエンドのゲーム開発ツールであるUnreal Engineと、ユーザーが使いやすいUnreal Editor for Fortnite(通称: UEFN)を提供していますが、今後の目標はこれらを統合することです。
「これら2つの世界を融合させ、ハイエンドのゲームエンジンの強力さをUnreal Editor for Fortniteの使いやすさと統合することで、真の力が発揮されるでしょう」と同氏は語り、そのプロセスが完了した時、それが「Unreal Engine 6」となることを予告しました。
メタバースの未来とディズニーとの連携
Epicは、ディズニーとの協力によって「持続的なユニバース」を構築することを計画しており、これもビジョンの一例です。「私たちはディズニーと協力し、彼ら独自のエコシステムを作り出していますが、これはFortniteのエコシステムとも完全に相互運用可能です」とスウィーニーは述べ、この技術基盤は今後のUnreal Engine 6において誰でも活用できるようになると語りました。
さらに、EpicはMinecraftやRobloxと同様に、Fabマーケットプレイスを通じてデジタル資産の相互運用性を確立しようとしています。スウィーニーは、ユーザーが一度購入したデジタルアイテムが複数のプラットフォームで使用できることが、メタバースを成功に導くための重要な要素であると強調しています。
新たな戦いとEpicの未来
Epicは、AppleやGoogleとの法的闘争を数年間にわたって繰り広げてきましたが、最近ではSamsungに対しても訴訟を提起しています。モバイルプラットフォームでのプレゼンスが制限される中、Epicは「自由」を勝ち取るために戦い続ける方針です。スウィーニーは、「これは長い戦いになるでしょうが、その過程で自由は徐々に拡大していく」と述べています。
また、フォートナイトの人気は依然として高いものの、メタバースに対する一般的な関心は以前ほど強くないようです。しかし、同氏は「メタバースには天気のように波がある」と楽観的に捉え、Epicの次なるステップに対して確固たる自信を示しています。
Epicは次世代のメタバースツールの開発を進め、そのビジョンを現実のものとするために着実に準備を進めています。これからの数年で、その成果が具体的な形として現れることでしょう。





















