Epic Games、フォートナイトの未発表コラボ情報をリークした元契約スタッフとの訴訟で和解へ

Epic Games、フォートナイトの未発表コラボ情報をリークした元契約スタッフとの訴訟で和解へ

Epic Gamesが、『フォートナイト』の未発表コラボ情報をリークしたとして元契約スタッフを訴えていた件で、両者が和解案に合意したことが明らかになりました。

Game Fileによると、Epicはノースカロライナ州の連邦裁判所に提出した書類の中で、元契約スタッフのHayden Cohen氏との間で和解案に合意したと報告。和解案では、Cohen氏が今後、Epicの機密情報や営業秘密を所持・アクセス・使用・開示すること、また第三者による同様の行為を手助けすることを禁じる差し止め命令が含まれています。なお、この和解案は裁判官の承認を受ける必要があります。

この訴訟は、Epicが2026年3月にCohen氏を提訴したことから始まりました。訴状によると、Cohen氏はEpicの契約スタッフとして『フォートナイト』関連プロジェクトに関わっており、NDAを締結していたにもかかわらず、XやDiscord上で「AdiraFN」「AdiraFNInfo」といった名義を使い、未発表のコラボ情報を公開していたとされています。
Epicは訴状の中で、流出した情報について「公開ビルドのデータマイニングなど、正当な手段では入手できない情報だった」と主張。Cohen氏がEpic内部での業務を通じてアクセスできた情報を利用し、未発表のコラボや今後のコンテンツに関する情報を投稿していたとしています。

当時、リークされたとされる内容には、『Minecraft』『Game of Thrones』『Overwatch』『Peak』『South Park』『Kingdom Hearts』などとのコラボ情報が含まれていたと報じられています。また、EpicはCohen氏のアクセス権を停止したものの、停止前に同氏がまだ発表されていない追加のコラボ情報にもアクセスしていた可能性があると訴状で述べていました。
今回の和解案では、金銭的な賠償については明記されていません。Epicは当初、実際の損害や不当利得に基づく賠償を求めていましたが、Game Fileの報道によると、提出された和解案には金銭的救済に関する記載は確認されていないとのことです。

Epicの広報担当者はGame Fileに対し、元契約スタッフが業務上得た機密情報やパートナーIPを繰り返しリークしたため法的措置を取ったと説明。裁判所に差し止め命令の承認を求めているとしています。一方で、Cohen氏側からのコメントは報じられていません。
『フォートナイト』では、毎シーズンのアップデートや大型コラボが発表前に話題になることも多く、リーク情報はコミュニティ内で大きな注目を集めてきました。しかし、今回の件は単なるデータマイニングではなく、Epic内部でアクセスできる立場にあった人物による機密情報の流出が問題視された形です。

Epicは訴状の中で、未発表コラボの情報が事前に流出することで、パートナー企業との信頼関係や正式発表時の盛り上がりに影響を与えると主張しています。今回の和解は、Epicが今後も内部情報の流出に対して厳しく対応する姿勢を示した事例と言えそうです。

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