『ミストボーン』映画化計画、Epic GamesとDonald Mustard氏との協力企画が頓挫

『ミストボーン』映画化計画、Epic GamesとDonald Mustard氏との協力企画が頓挫

人気ファンタジー作家ブランドン・サンダーソン氏が、自身の代表作『ミストボーン』映画化をめぐる計画が頓挫した経緯を明かしました。映画化の試みは、ゲーム大手Epic Gamesと、『フォートナイト』の開発を率いたドナルド・マスタード氏との協力によって進められていたものです。

サンダーソン氏は、2025年に開催されたシアトル・ワールドコンでのパネルディスカッションにおいて、2018年から始まったこの映画化企画について詳細を語りました。

「2018年、私の友人で『フォートナイト』のクリエイターでもあるドナルドと一緒に、Epic Gamesの資金を使って『ミストボーン』を映画化しようと考えました。アマゾンやアップルが映画事業に参入していたので、Epicも挑戦してみるべきだと提案したのです。」

このアイデアに対して、Epic Games創業者兼CEOのティム・スウィーニー氏は前向きに受け止めたといいます。その後、サンダーソン氏とマスタード氏はキャスティングを含む準備を進め、具体的な映画化プロジェクトとして本格的に動き出しました。

しかし、約5年にわたる取り組みにもかかわらず、最終的には企画は実現に至りませんでした。サンダーソン氏は詳細については明かせないとしながらも、2024年には「権利を返してほしい」とEpicに申し出て、一度映画化の道を閉じる決断をしたと説明しました。

「多くの努力を重ねましたが、結果的にうまくはいきませんでした。ドナルドやティム・スウィーニーは本当に素晴らしい人物ですが、映画は形になりませんでした。」

『ミストボーン』は独自の魔法体系「アロマンシー」と重厚な世界観で知られるファンタジー小説シリーズです。Epic Gamesやマスタード氏といった業界の有力者が映画化に取り組んでいたことは、その注目度と映像化への期待の大きさを物語っています。

現在サンダーソン氏は、新たなスタジオとの売り込みを進めており、公式発表には至っていないものの、今後も映画化の可能性は残されています。ファンにとっては引き続き朗報を待ちたいところです。

さらに一部のコミュニティでは、今回の映画企画の白紙化が、ドナルド・マスタード氏のEpic Games退社と関連しているのではないかとの推測も浮上しています。現在マスタード氏はルッソ兄弟の制作会社AGBOに合流しており、この人事の背景に『ミストボーン』映画計画の頓挫が関わっていたのではないかという見方も囁かれています。ただし、現時点では公式な確認はなく、あくまで憶測の域を出ないものです。

コメントを残す

画像を添付できます(JPEGのみ)

Xでフォローしよう

おすすめの記事