Epic Gamesが「フォートナイト」のアイテム販売手法で集団訴訟を提起される

「アイテムの希少性を偽装し、プレイヤーの購買意欲を煽っている」として保護者らが訴え

「フォートナイト」を運営するEpic Gamesが、アイテム販売における「欺瞞的な販売手法」を理由に集団訴訟を起こされました。訴えを起こしたのは、サンフランシスコ在住の保護者2人で、子供たちがフォートナイトでのアイテム購入に影響を受けたと主張しています。

保護者らの弁護団は、Epic Gamesが期間限定アイテムの販売手法を利用し、プレイヤーの「FOMO(機会損失の恐怖)」を煽っていると指摘。この手法が消費者保護法に違反している可能性があるとして、裁判所に判断を求めています。

問題視されている「アイテムショップ」の販売手法

フォートナイトのアイテムショップでは、スキンやエモートなどのアイテムが期間限定で販売され、一定時間が経過するとラインナップが入れ替わる仕組みになっています。

訴状によると、一部のアイテムは「二度と手に入らない」と示唆されながら、数週間後に再販売されるケースがあるとのこと。

「超レアな『レネゲードレイダー』のスキンは、一度販売されて以来6年以上再登場していません。しかし、他のアイテムは『期間限定』として販売された後、何度も再登場しています。プレイヤーはこれらの販売パターンに大きな関心を持っており、購入を急がされる状況が生まれています。」

さらに、ショップで「タイムリミット付きのセール」が行われることも問題視されています。

「カウントダウンタイマーが表示されることで、プレイヤーは『今すぐ購入しなければ二度と手に入らない』と錯覚します。しかし、タイマーがゼロになってもアイテムはそのまま販売され続けることがあり、これが不正な販売手法に該当すると考えています。」

この販売手法が消費者を誤解させる広告に該当する可能性があるとして、Epic Gamesの責任を追及する動きが進められています。

Epic Gamesの反論:「事実誤認が含まれている」

この訴訟に対し、Epic Gamesは公式声明を発表し、「訴状には事実誤認が含まれており、フォートナイトの運営実態を反映していない」と主張しました。

「昨年、アイテムショップのカウントダウンタイマーを廃止しました。また、購入ミスを防ぐための対策として、ホールド購入機能、即時キャンセル機能、自己管理による返品オプションを導入しています。」

また、未成年プレイヤーの課金についても保護者の同意が必要なシステムを採用していると説明。

「13歳未満のプレイヤーは、保護者の同意がない限りリアルマネーでの購入ができません。保護者が承認した場合も、PINコードによる購入保護などの機能を提供し、安全な決済システムを構築しています。」

Epic Gamesは、この訴訟に対して全面的に争う姿勢を示しており、今後の法廷での展開が注目されています。

過去の類似ケースと今後の影響

今回の訴訟は、オランダでの類似の裁判とも関連があると見られています。Epic Gamesは現在、オランダの消費者保護機関から110万ユーロ(約1.7億円)の罰金を科されており、これに対して控訴中です。このケースでも未成年プレイヤーを対象とした「不公正な商業行為」が問題視されています。

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