2021年も終わりが近づいてきましたが、2022年のフォートナイト競技シーンについては大きな計画を複数用意しています。お伝えすべきことが多いので、一年全体の詳細についてお話する前に、まずは重要な変更点のみを簡単にご紹介いたします。
2022年のフォートナイト競技イベント、期待の新要素
- 決勝での、マッチポイント形式を採用したFNCSデュオ
- ディビジョントーナメント
- 2ラウンド制キャッシュカップ
- 実地開催型サードパーティーイベントの申請承認の審査が再開されました
- さらなる競技向け機能
新たな競技モードとFNCSの形式
1年を通してトリオを採用することで、最高のプレイヤーたちが1年間、一貫性のある安定的なゲームモードに取り組めるようにするという目標は達成できました。ですが、2022年は趣向を変え、フォートナイトの競技向けゲームモードの主軸をデュオに変更する予定です。次回のFNCSは2月に開始するので、それまでにデュオのパートナーを見つけ、大会の参加準備を整えておきましょう。
ゲームモードの変更に合わせ、FNCSにおける進出資格の形式も更新されます。私たちは各地域で最高のフォートナイトプレイヤーを絞り込むにあたり、予選の数は2回がちょうどよいと考えるに至りました。予選を2回にすることで、FNCS以外にも競技イベントやその他イベントを開催できるようになる上に、スケジュールも調整しやすくなります。予選から決勝への直接進出制度の存在と、準決勝への進出はシリーズポイントが基準となる点に変更はありません。各予選は4ラウンドから3ラウンドへと数を減らし、どちらも同じ週に開催されます。
前シーズンの準決勝では実験的に、Victory Royaleの価値を高く設定していました。これには、Victory Royaleを獲得することに付加価値を付けることができる固定ロビーで、その方法を模索し続ける意図があります。私たちはトーナメントを100回観戦した人物でも初めてトーナメントを観戦する人物でも関係なく、全てのファンとプレイヤーが最高の瞬間を味わえるよう継続的に取り組んでいきたいと考えています。
こうした考えをもとに来年のFNCSの準決勝と決勝は、私たちの目標であるVictory Royaleの価値向上につながる新たなトーナメント形式を導入するだけでなく、プレイヤーやファンからのフィードバックを考慮に入れた、大きな変化を迎えます。
準決勝のヒートは1つだけ(単一ロビー)となり、マッチはウィーク2の金曜日、土曜日、そして日曜日に行われます。準決勝の各マッチで勝利したデュオは、引き続きその時点で決勝進出権を得ます。次シーズンの新たなトーナメント形式により、各曜日に行われる準決勝のセッションの終了時点で安定した活躍でスコアは上位であるにも関わらず、Victory Royaleを掴めていないチームも決勝に進出することができるようになります。各曜日のセッション毎にヒートの参加枠が空くことになりますが、その枠はシリーズランキング上で次点だったデュオが埋め、次の実施日にまた同じ形式でマッチが行われます。決勝に進出できる全50組のデュオの枠が埋まるまで、この流れが繰り返されます。
ウィーク3の決勝には、「マッチポイント」という新たなトーナメント形式を採用します。これにより、以下の条件を両方とも満たしたチームは決勝トーナメントを早期決着させ、FNCSチャンピオンとなることができます。
- 指定されたポイントに到達する
- Victory Royaleを2回*獲得する
上記の2つの条件を満たすチームがいない場合は、トーナメントは通常のスケジュールで終了し、その時点でFNCSチャンピオンが決定します。
この新しい形式を採用した目的は、Victory Royaleがどのマッチでも大きな影響力を持つことを確保しつつ、マッチで1勝することと、トーナメントで安定した順位と撃破数を得ることのバランスを取ることにあります。条件を満たすために必要なポイント数はかなり高くする予定なので、決勝が1日目の早い段階で終わる可能性は低いでしょう。FNCSトーナメントの早期決着は、大きな影響力を持ちながらもめったに起きず、起きた際には興奮を呼ぶものにしたいと考えています。
こうした変更が配信の自然なテンポと上手く調和し、さらに各地域のFNCS勝者がFNCSの最終ゲームまで決まらないようにするユニークな方法となることを期待しています。
*現在、私たちのチームは過去の大量のデータを検証し、この数値が最適なものであるかの確認を行っています。今後数ヶ月以内に続報をお伝えする予定です。
キャッシュカップの変更点
フォートナイト競技イベントは、競技シーンに加わりたい皆さん全員に参加のチャンスがあるイベントであり、2022年にディビジョントーナメントを開催予定であることをお知らせできることを喜ばしく思います。チャンピオンリーグのプレイヤー向けのキャッシュカップを引き続き開催しつつ、さらにコンテンダーリーグとオープンリーグのプレイヤーを対象としたトーナメントを同時開催します。これにより、両リーグのプレイヤーがトーメントに参加し、同じディビジョンのプレイヤーを相手にハイプを獲得できるチャンスが増えることになります。トーナメントの手法を改善させつつ、このディビジョン形式をキャッシュカップ以外の他トーナメントにも導入する予定です。
なおキャッシュカップ自体についても、2ラウンド形式に変更した上で2ラウンド目を同じ週の別日に開催するようにし、競技性を更に高めます。これにより、賞金がかかっているトーナメントとしてのクオリティと完全性を改善できると考えています。
サードパーティーの実地開催型フォートナイト トーナメント
フォートナイトを扱う、サードパーティーによる実地開催型ベントの申請承認を再開しています! 申請の承認は個々の事例に合わせて判断され、また、全ての承認は適用される公衆衛生のガイドラインや規制の対象となります。イベントの計画については、確定次第皆さんにお知らせしていきます。
さらなる競技向け機能
この1年間で、クリエイティブアリーナモードとアリーナの「埋める」機能の実験、アリーナポイントの形式変更、配信機能や2日間のイベントでの累計ポイントの追加といった方法で、競技イベントのエコシステムを改善してきました。2022年も、トーナメント機能や公式配信、アリーナのシステムに変更を加える予定です。サプライズにしたいこともあるので、計画の全貌をお伝えする準備はできていませんが、今シーズンも様々な変更を加える予定です。
2022年はフォートナイト競技イベント史上最高の年になりそうです!
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