【フォートナイト】世界大会で中指を立てたHuty、加入から数日でFLCとの契約を終了

世界大会で中指を立てたHuty、加入から数日でFLCとの契約を終了

ベルギーのeスポーツ組織「FLC」は、Fortnite部門に所属していたHutyとの契約を即時終了したことを発表しました。

Hutyは2026年9月26日に行われた「FNCS Global Championship 2026」の公式配信で、選手カメラに向かって中指を立てるジェスチャーを行い大きな話題となっていました。

FLCは9月30日に公開した公式声明で、大会中のHutyの振る舞いに加え、「最近判明し、公になった追加の要素」も判断材料になったと説明しています。ただし、その具体的な内容については明らかにされていません。

HutyがFLCへ加入したのは大会前日の9月25日。わずか1週間にも満たない所属期間でチームを離れる異例の展開となりました。

世界大会の公式配信で中指を立てる

問題となったのは、ベルギー・アントワープのLotto Arenaで9月26日から27日に開催された「FNCS Global Championship 2026」です。

世界から50デュオが出場し、賞金総額200万ドルをかけて争われた大会の1日目・第3試合で、Hutyはオフスポーン付近での戦闘後、選手カメラに向かって中指を立てました。

映像は公式配信にそのまま映り込み、その直後からSNS上で急速に拡散。大会中の選手による行動として大きな議論を呼びました。

翌27日の大会2日目では、最初のGame 7にHutyの姿はなく、相方のF1shyXが1人で試合へ出場。その後Hutyは再び大会へ参加しています。

当時コミュニティでは「1万ドルの罰金か1試合の出場停止を選択でき、Hutyが出場停止を選んだ」とする情報も広まりましたが、Epic Gamesや大会運営のBLASTから、この処分内容を正式に説明する発表は確認されていません。

そのため、記事上では「Game 7を欠場した」ことまでは確認できますが、「公式に1試合出場停止処分を受けた」と断定するのは避ける必要があります。

大会終了後、FLCが契約終了を発表

FLCは9月30日、Hutyとの協働を即時終了すると公式声明で発表しました。

声明では、FLCが「敬意」「誠実さ」「模範的な振る舞い」を重視していると説明。ステージ内外を問わず、所属メンバーには組織の価値観や基準に沿った行動を求めているとしています。

今回の契約終了については、FNCS Global Championship 2026でのHutyの振る舞いに加え、「最近判明し、公になった追加の要素」も考慮したと説明されています。

ただし、追加の要素が何を意味しているのかについては明らかにされていません。

そのため、中指を立てた行為が契約終了の大きな要因になったことは声明から読み取れるものの、それだけが唯一の理由だったと断定することはできません。

FLC「大会中はF1shyXへの影響を避けるため声明を控えた」

FLCは、問題が大会1日目に発生したにもかかわらず、大会終了まで公に対応を発表しなかった理由についても説明しています。

組織による声明が大会中に出れば、選手の準備やデュオとしての連携に直接影響する可能性があったため、Global Championship終了まで公表を控えたとのことです。

その間、組織に向けられた批判や中傷についてはFLC側で受け止め、今回の問題に関与していないF1shyXが可能な限り良い環境で世界大会を戦えることを優先したとしています。

FLCは声明の中で、F1shyXが今回の一件に関与していないことも明確に強調しました。

また、Hutyの獲得によってコミュニティを失望させたことについて遺憾の意を示しつつ、「許しを求めているわけではなく、当時の状況への理解を求めている」としています。

採用に関わったマネジメントとも関係終了か

FLCの公式声明そのものには、Hutyの獲得に関わったスタッフへの処分については記載されていません。

一方、Esports HubおよびDexertoは、Hutyとの契約終了に加えて、獲得に関与したマネジメントメンバーともFLCが関係を終了したと報じています。

Esports Hubは「彼らの行動はFLCの価値観や基準を反映するものではない」とする組織側の説明を伝えています。

ただし、離脱したスタッフの氏名や具体的な役職などは明らかになっていません。

そのため、「マネジメント側も離脱した」という点についてはFLC公式声明の記載ではなく、Esports HubやDexertoによる報道として分けて扱う必要があります。

加入翌日に世界大会、5日後には契約終了

今回特に注目されているのが、HutyのFLC在籍期間の短さです。

Hutyは9月25日にPandore EsportからFLCへの加入を発表。翌26日にはFNCS Global Championship 2026が開幕し、その日の第3試合で中指ジェスチャーが発生しました。

27日のGame 7を欠場した後に大会へ復帰し、Huty&F1shyXは12試合を終えて188ポイント、50デュオ中34位。賞金7,000ドルを獲得しています。

そして大会終了から3日後となる9月30日にFLCが契約終了を発表。

加入から契約終了までわずか5日ほど、1週間にも満たない所属期間となりました。

コミュニティではFLCの対応にも賛否

FLCの公式声明に対しては、Hutyの行為だけでなく、組織側の対応についてもさまざまな意見が寄せられています。

一部からは「大会中にはHutyを起用し続け、終了後に契約を切った」「組織への評判や収益への影響が出てから対応したのではないか」といった批判が見られます。

また、声明の中でF1shyXについて繰り返し説明している点や、Hutyの獲得そのものについて組織が謝意を示したことに対して疑問を呈する声もあります。

一方で、FLCは大会期間中に即座に声明を出さなかった理由について、「無関係なF1shyXの世界大会を損なわないためだった」と明確に説明しています。

組織側の判断を支持する意見もあれば、「契約解除は厳しすぎる」とする反応もあり、今回の対応を巡ってコミュニティ内では意見が分かれています。

中指だけではない?声明が示した「追加の要素」

今回の件でまだ明らかになっていないのが、FLCが声明で触れた「最近判明し、公になった追加の要素」です。

組織側は具体的な内容を公開しておらず、現時点で何を指しているのかは不明です。

そのため、Hutyとの契約終了については「世界大会で中指を立てたことだけが理由」と単純に結論付けることはできません。

ただ、大会前日にFLCへ加入し、翌日に問題の行動が発生。Game 7を欠場した後、大会終了からわずか3日で契約終了が発表されるという異例の展開となったことは確かです。

加入から1週間にも満たずフリーとなったHutyが、今後どのように競技活動を続けていくのかにも注目が集まります。

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