【フォートナイト】人気クリエイターによる「先行プレイ映像」公開に賛否 ― Epic Gamesの新たなマーケティング手法に疑念の声も

フォートナイトの次回シーズン「チャプター6 ミニシーズン2: ザ・シンプソンズ」を目前に、Epic Gamesが一部の人気コンテンツクリエイターへ先行プレイの機会を提供し、その映像がシーズン開始の約1日前（日本時間11月1日午前4時頃）に公開されました。

この映像では、新マップの全体像や新要素、バトルパス報酬、バディ機能などが一気に公開され、国内外のフォートナイトファンの間で大きな話題を呼んでいます。
ClixやTop5Gaming、日本からはLiaqnなど、世界的に影響力のあるクリエイターが映像を投稿しています。

一方で、コミュニティ内では“格差”や“情報の鮮度”に疑問の声も

今回の先行プレイはEpic Gamesによる初の試みですが、公開直後からコミュニティでは否定的な意見も多く見られました。

SNS上では次のような声が寄せられています。

「一部のクリエイターだけが先に体験しているのは不公平」
「アップデート前後での新情報がほとんどなくなってしまった」
「シーズンの新鮮な驚きが減った気がする」

フォートナイトでは新シーズンの“ワクワク感”や“未知の体験”が大きな魅力のひとつとなっており、一部プレイヤーが事前にすべてを知る構造に対しては疑念の声も上がっています。

「楽しみが増えた」「面白そう」といった前向きな意見も

一方で、今回の先行公開を肯定的に捉える声も多く見られます。

「映像を見て早くプレイしたくなった」
「思った以上に面白そうで期待が高まった」

特に、「ザ・シンプソンズ」とのコラボという話題性も相まって、動画公開によってシーズン開幕前から大きな注目を集めるマーケティング効果を生んだことは間違いありません。

Epic Gamesの“新たな情報公開の形”

Epic Gamesが公式にこうした事前プレイ映像を複数のクリエイターに許可したのは初とみられます。
従来のフォートナイトでは、アップデートやシーズン開幕後に情報が徐々に明かされていく形式が主流でしたが、今回はその流れを大きく変えるものとなりました。

今回の試みが、今後のフォートナイトにおけるマーケティング戦略の新たな一歩となるのか、それともプレイヤー体験を損なうリスクとして見直されるのか――。
Epic Gamesの今後の動向に注目が集まります。