
12月からデベロッパーがゲーム内アイテムを販売可能に、新たな収益機会を提供
Epic Gamesは、2025年12月より「フォートナイト」のクリエイターやデベロッパーがゲーム内アイテムを直接販売できる仕組みを導入することを発表しました。これにより、従来の「アイテムショップによるエンゲージメント配当」に加えて、新しい収益の柱が生まれることになります。
島内でのアイテム販売が解禁
通常、デベロッパーは自身の島でのアイテム販売からV-Bucks価値の50%を獲得できますが、2025年12月から2026年末までは特例として100%を受け取れる とのこと。Epicはこの変更を、クリエイター支援強化の一環と位置づけています。
収益の算出方法は、V-Bucksを購入するために支払われた金額(米ドル換算)からプラットフォーム手数料を差し引き、そのうえでプレイヤーが消費した総V-Bucksで割るというものです。平均すると、V-Bucks価値の50%は小売支出の約37%に相当し、100%では約74%に相当するとされています。
新しいAPIとツール
デベロッパーは VerseベースのAPIや新しいUEFNツール を利用することで、消耗品や耐久アイテムといった多様なコンテンツを島内で販売可能になります。これにより、Robloxのような「ゲーム内経済」に近い仕組みがフォートナイトにも取り入れられる形です。
エンゲージメント配当も進化
12月からの販売解禁に加え、エンゲージメント配当の仕組みも11月1日に更新 されます。新規プレイヤーや復帰プレイヤーを呼び込んだクリエイターには、彼らが貢献した収益の75%を最初の6ヶ月間獲得できる仕組みが導入され、より集客努力が報われやすくなります。
さらに、島ごとの定着率を重視した評価方法に改められるほか、不正なエンゲージメントを防ぐため、課金履歴のあるプレイヤーのみが対象とされます。
スポンサー列の導入
11月には、ゲーム内「ディスカバリー」に スポンサー列 が追加され、クリエイターが広告枠を入札形式で購入できる仕組みもスタートします。ここで得られたスポンサー収益の一部もエンゲージメント配当に組み込まれ、クリエイター全体の収益増加につながるとされています。ローンチから2026年末までは、この割合が100%反映される予定です。


コミュニティ機能の追加
今後数ヶ月以内には、「フォートナイト クリエイターコミュニティ」が登場予定です。クリエイターは島の更新やイベント情報を直接プレイヤーに届けられるようになり、より強い繋がりを築くことができます。

UEFNの登場から現在までに、フォートナイトのクリエイター制作島は26万以上にのぼり、プレイヤーは112億時間以上を費やしてきました。これまでに支払われた総額は7億2200万ドルに達しており、Epicは今回の施策でさらにクリエイター主導のエコシステムを拡大していく考えです。
12月以降に本格的に始動する「島内アイテム販売」や「スポンサー列」の仕組みが、どのようにフォートナイトの経済圏を変えていくのか注目されます。





















